膀胱炎は多くの女性が悩んでいる疾患です。
女性の尿道が男性に比べて短いこと、尿道と膣や肛門との距離が近いことなど、細菌が膀胱に侵入しやすい体の構造になっていることなどが、女性が膀胱炎になりやすい理由として挙げられます。
また、性行為によって尿道が傷くことで、細菌が膀胱に侵入してしまうこともあります。
基本的に、膀胱炎を引き起こす細菌は、特に病原性が高いタイプの危険なものではなく、仮に尿道から侵入しても、健康な状態であれば排尿によって洗い流されたり、感染を防ぐ膀胱の働きで、ほとんど発症することはありません。
しかし、水分を十分に補給しなかったり、トイレを我慢し続けたりして、排尿の量や回数が減ってしまうと、その間に細菌が尿道から膀胱に入り、増殖し、膀胱炎になる可能性が高くなります。
では、そろそろ本題へ。
では、なぜ、夏は膀胱炎になりやすいのか?
理由1
夏の厳しい暑さで汗をかきやすくなるので、体内の水分が失われやすくなる。
そのせいで、排尿の量が少なくなり、膀胱炎になりやすくなる。
理由2
長い間、エアコンが効いた室内にいると、自律神経の乱れから免疫力が低下してしまうことがある。
すると、膀胱内で細菌が増殖しやすくなってしまう。
このような理由から、夏は膀胱炎になりやすい時期といえますので、十分ご注意ください。
ケアの方法としては、身体の冷えと取り、免疫力を高める頭寒足熱・冷え取り健康法がおすすめです。
改善のスピードが飛躍的に上がりますし、抗生剤を飲みたくないという方は、是非取り組んでみてください。
コメントを残す