食べ過ぎが病気の原因になりうる理由と、簡単だけど体調が良くなる!?食生活を見直す3つのポイント

テレビを見ていても、街を歩いていても、ネットを検索していても、あらゆるところに食べものの情報が溢れています。

 

そんな現代において、どうしても食べ過ぎてしまう・・という方は少なくないと思います。

 

ストレス解消を目的とした暴飲暴食に代表されるように、何かを食べるという行為は刺激的で快楽をもたらしてくれます。

 

その時は一時的に嫌なことを忘れられるかもしれませんが、食べることでのストレス発散が日常化してしまうと、更なる刺激を求めるために、自然と食事の量が増え、食べ過ぎが慢性化してしまっている方が少なくありません。

 

食べ過ぎると全身の血液循環が滞る

 

食べ過ぎると、血中のコレステロール値が上昇します。

 

コレステロールが高い血液は、ねばっこくなりますから、血液循環が悪くなってしまいます。

 

無理矢理、血液を流そうとすると、血圧を上げるしかなくなり、高血圧や生活習慣病の原因ともなります。

 

現代人の身体は、自覚があるかどうかに関係なく冷えていることが多いのですが、冷えているということはつまり、血管が収縮しているということです。

 

ただでさえ収縮気味の血管に、コレステロールのせいでねばついた血液が流れるのですから、全身の血液循環が滞ってしまうのは当然です。

 

私たちの身体の構造は、20~30万年前からほとんど変わっていない

 

それでは、食べ過ぎが身体に悪いという根拠について、違った角度から見ていきます。

 

まず、私たちの身体について考えてみましょう。

 

現在の私たちの身体構造とほぼ変わらない「ホモ・サピエンス」が誕生したのは、およそ20~30万年前といわれています。

 

意外に思われるかもしれませんが、何十万年もの間、私たちの身体は「ほとんど変わっていない」とされています。

 

時代や文化は、これだけ目まぐるしく変化してきているのに、身体の構造はほぼ変わらないわけですね。

 

食べ過ぎることに慣れていない身体

 

では、今まで人間はどのような食生活をしてきたのでしょうか。

 

大昔、人間が狩猟をしていた時代には、一日、何も食べられない事など当たり前で、獲物を手に入れられなければ、数日間食事ができない事もしばしばありました。

 

人間は原理的に、「不快な状態から逃れ、快感を得たい」という欲望を持っています。

 

そのため、生きる為に最重要である食文化が、急激に発展してきた事は至極当然で、不安定な狩猟文化から、定期的に食料を確保できる農耕文化に変化し、どんどん豊かな食文化が生まれました。

 

しかし、食文化が発展してきたといっても、現代のように朝昼晩と食べる文化が現われたのは、江戸時代の元禄の頃からと言われています。

 

まだ、300年ほどしか経っていないんですね。

 

しかも、現代のように満腹になるまで食べられたのは一部の裕福な人たちだけでした。

 

私たちの祖父や祖母の世代でさえ、子どもの頃はいつもお腹を空かせていたという話を聞きますから、現代のように誰もが不自由なく食べれるようになったのは、戦後の食糧難が落ち着いてからのことでしょう。

 

逆に言えば、人間が現在の身体の構造になってから20~30万年という膨大な時間のほとんどを飢餓状態で過ごしてきたということになります。

 

そしてなんと。

 

今でも私たちの身体は、食料が殆ど無い時代を生き抜いてきた、ご先祖様たちとほとんど変わらない素晴らしい性能を維持しています。

 

しかし、この素晴らしい性能を持った身体には大きな弱点があります。

 

それは、食べ過ぎに慣れていないという点です。

 

皮肉なもので、生存していく為に必要不可欠だった「飢餓状態に強い身体設計」が、残念ながら現代では、「病気の原因」となりうるわけです。

 

という事で、現代人が当たり前に食べている食事の量は、身体の構造から考えればかなり多く(育ち盛りの子どもやアスリートは別として)、消化で消耗するエネルギーの負担も相当なものになると考えられます。

 

「断食」や「小食」がちょっとしたブームになっていたこともありますが、身体的なケアとしては実際とても有効なので、たまにはチャレンジしてみてもいいかもしれませんよ。

 

 

 

こういった記事を読むと必ず「極端に神経質になる」方がいるのですが、たまに食べ過ぎるくらいのことは普通のことなので、気にする必要はありません。

 

むしろ、食べ過ぎをあまりに気にし過ぎる方が不健康な態度でしょう。

 

問題なのは、なんのケアもせずに「いつも食べ過ぎている方」です。

 

食べることは、基本的に楽しいことですから、間違っても、極端な受け取り方はしないようにしてくださいね。
美味しいものを食べる時は、楽しく食べましょう。

 

簡単な食生活の見直し方

 

食事に気をつけるのは大切なことですが、当整体院のクライアントさんには、頭寒足熱・冷え取り健康法によるセルフケアに取り組んでいただいているため、特に食事制限のアドバイスなどはしていません。

 

半身浴と湯たんぽだけでも、食べ過ぎによる身体の負担を十分ケアすることができるという理由もありますが、あえて食事制限をしていない一番の理由は、「食事はコミュニケーションの場」だからです。

 

食事の質を極端に変えてしまうと、外食ができなくなったり、ふつうの食生活をしている方々と、一緒に楽しく飲み食いすることがしづらくなります。

 

いくら健康になるため、病気を改善するためだとしても、家族や友人とのコミュニケーションの障害になるくらいの食事制限は、それ自体「健康的な生き方とはいえない」と考えています。

 

しかし、それでも食生活を見直すことに興味がある方もいるかと思いますので、そんな方のために比較的簡単に実践できる3つのアドバイスをお伝えします。

 

〇できるだけ和食中心の食生活を心がけてみる

 

メニューにもよりますが、一般的に洋食よりも和食のほうがヘルシーなので、消化の負担が軽減される傾向があります。

 

個人的には、あまり体調がよくない時や前日に食べ過ぎた日は「おそば」を食べるようにしています。

 

「できるだけ心がける」という程度で構いませんので、あまり神経質になることなく意識してみてください。

 

〇朝ごはんを抜く

 

先ほどお伝えしたように、食べ過ぎが習慣化すると、血中のコレステロール値が上昇します。

 

コレステロールが高い血液は、ねばっこくなりますから、血液循環が悪くなってしまい、高血圧や生活習慣病を引き起こす可能性があります。

 

そのため、簡単に食べる量を減らす方法として「朝ごはんを抜く」ことをおすすめしています。

 

よほど毎日朝ごはんを食べたいと思っているのであれば、無理に抜く必要はありませんが、「何かお腹に入れなきゃ・・」という義務感で食べているくらいなら、思いきって抜いてしまうことをおすすめします。

 

毎日が辛いなら、たまに抜くだけでもオッケーです。

 

多くの人にとって朝の時間は貴重でしょうから、時間の節約にもなりますよ。

 

〇できるだけよく噛むようにする

 

噛むことで脳が刺激され、唾液が多量に分泌されると同時にさまざまな消化酵素が出やすくなるため、消化器への負担を減らすことができます。

 

この3つのポイントに注意するだけでも、消化にともなう身体の負担はかなり軽減されるはずです。

 

3つのポイント全てを厳守する必要はありませんから、できそうなところから取り組んでみてください。

 

あまり神経質にならず、気楽に取り組むのがコツです。

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