子宮や卵巣の病気は、なぜ冷えに弱いのか?抽象的な説明と具体的な説明

こちらの記事で、「現代人が抱える慢性的な疲労(エネルギー不足)」というキーワードを切り口に、子宮や卵巣の病気が増加している理由について考えてみました。

 

ざっくりおさらいすると、前提として、慢性的にエネルギーが不足している状態があり、その状況を長く放置してしまうことで、エネルギーを回せなくなる臓器が出てくる。

 

その際、命に別状がない子宮や卵巣が犠牲になりやすい。
ということでした。

 

この仮説を元に考えると、子宮や卵巣の病気と本気で向き合うためには、エネルギー効率が悪いライフスタイルを見直して、「子宮や卵巣にも十分にエネルギーを送れるような状況を作ってあげる」ことが大切だということがわかってきます。

 

そこで、今回はエネルギー効率が悪くなってしまう原因について考えていきたいと思います。

 

これは、僕が子宮や卵巣の病気でお悩みのクライアントさんと向き合ってきた中で、個人的に確信していることなのですが、

 

婦人病になってしまう方は、ほぼ例外なく身体が冷えています。

 

冷えているというと抽象的に感じるかもしれませんが、平たく言えば血流が滞っているということです。

 

運動不足、身体を冷やすファッション、シャワーだけで湯船に入らない入浴方法の習慣化、食べ過ぎ※、などの影響によって、現代の女性は身体が冷えきってしまっている方が多いです。

 

(※食べ過ぎが習慣化していると血中のコレステロール値が上昇します。すると、血液が粘っこくなるので血液の流れが滞り、身体が冷えやすくなってしまいます)

 

血液には、細胞に栄養や酸素を供給し、炭酸ガスや老廃物を運ぶ働きがあります。

 

そのため、血液の循環が悪くなると、必要なものが運ばれず、不必要なものが排出されない状態(毒素が蓄積した状態)になってしまうため、身体のエネルギー効率が低下してしまいます。

 

つまり、血流が滞ることで、身体のエネルギー効率が悪くなる。

少ないエネルギーでなんとか生きていくために、エネルギーを回せなくなる臓器が出てくる。

命に別状がない子宮や卵巣が犠牲になりやすい。という感じです。

 

エネルギー効率という抽象的な切り口ではなく、もっと物理的な面から考えても、冷え(血液の流れの滞り)は、子宮や卵巣にダメージを与えてしまいます。

 

なぜかというと、子宮や卵巣は物理的に血流が滞りやすい臓器だからです。

 

女性の骨盤の中には、子宮や卵巣、その他にも尿道や膀胱、腸などさまざまな臓器がぎっしり詰め込まれていて、血管も複雑に入り組んでいるので、物理的に血流が滞りやすいのですね。

 

それだけでも、子宮や卵巣は冷えやすい臓器と言えるのですが、それに加えて、一日中、椅子に座り続けるデスクワークで骨盤が固くなっていたり。

 

運動不足によって身体を支える筋肉が弱り、内臓が下垂して子宮や卵巣を上から圧迫してしまうと、骨盤内の血液の流れはより悪化していきます。

 

子宮や卵巣の細胞に栄養や酸素を供給したり、炭酸ガスや老廃物を排出できるのも血液のおかげですから、その流れが滞れば、これらの臓器の機能が低下したり、子宮や卵巣の病気になる可能性も高まってしまいます。

 

つまり裏を返すと、冷え(血液の流れの滞り)をケアすることで、子宮や卵巣の病気が改善する可能性が高まるということです。

 

ということで、子宮や卵巣の病気と冷えとの関係についてのお話でした。