このコンテンツでは、当整体院が提案する「子宮や卵巣の病気との付き合い方」について、お伝えしたいと思います。
誰もが子供のころから慣れ親しんだ現代西洋医学では、「闘病」という言葉があることでも分かるように、基本的に病気を「敵」と見なし、症状を薬で抑えつけたり、手術で患部を切除するといったいわゆる対症療法を行います。
子宮や卵巣の病気であれば、例えば、ホルモン療法によって生理を止めたり、患部を手術で切除するのが一般的な治療法になります。
一方、東洋医学では、病気には「なんらかの意味がある」ものと考えます。
例えば、病気になってしまったことで生まれる不安や後悔があるからこそ、人は自分の人生を振り返り、ライフスタイルを見直すキッカケを得ることができます。大抵の人は、病気のネガティブな面だけに注目してしまうものですが、物事には陰と陽の側面があり、病気になることによって得られるプラスの側面が必ずあるものです。
つまり東洋医学では、病気とは心身のバランス、人生のバランスを取るために不可欠な、ある種の「必要悪」のようなものだと捉えるのです。
そして、病気と無理に敵対することなく、「共存できるもの」として受け入れ、おおらかな態度で向き合っていこうとします。
子宮・卵巣の病気の患部と共存していくという生き方
西洋医学的には、患部がそのまま残っている状態を良しとはしないでしょうし、あなたも同じように考えるかもしれません。
しかし、当整体院では、あまりにも患部が大きくなり過ぎて物理的に苦しいだとか、出血や痛みなどの症状が辛すぎるといった状況に至っていないのであれば、患部の存在にそこまで振り回される必要はないと考えています。
なぜなら、医師たちは手術で患部を切除したとしても、かなりの確率で「再発する」ことを明言していますし、仮に手術で患部が無くなったとしても、その他の症状は残ったままというケースも少なくないからです。
〇患部のサイズはそのままでも、その他の症状が軽減し生活の質が向上する
当整体院にお越しになられるクライアントさんは、子宮筋腫や子宮内膜症、子宮腺筋症、卵巣のう腫などの婦人病でお悩みの方々が多いのですが、大抵の場合、それ以外にも、自律神経やホルモンバランスの乱れ、生理痛や頭痛、肩こりや腰痛、不眠や貧血、疲れやすさ、冷え、など、さまざまな症状を同時に抱えてらっしゃいます。
しかし、手術で患部を切除したとしても、病気になってしまった原因をそのまま放置していれば、他の症状はそのまま残ってしまう可能性があります。
以前こんな記事を書きました↓
〇手術しても再発が多い理由を、脂肪吸引で例えてみる
このことを理解していただくために、ちょっとした例を挙げてみます。
暴飲暴食を繰り返した結果、太ってしまった人が脂肪吸引を行ったとします。
しかし、相変わらず暴飲暴食を続ければ、当然また太ってしまいますよね。
その人が、暴飲暴食をやめることなく「太ったらまた脂肪吸引するから大丈夫!」と言い出したとしたらどう思いますか?
「その前に、生活を見直そうよ・・」と思いますよね。
つまり、手術で患部を切除したとしても、病気を根本的に改善したことにはなりませんし、体調が良くなるとは限らないわけですね。
しかし、施術を受けたり、セルフケアに取り組むことでライフスタイルを見直していけば、仮に患部が残っていたとしても、それ以外の症状は多くの場合、軽減していきます。(もちろん個人差はありますが)
ではここで、もう一度改めて考えてみてください。
手術によって一時的に患部は無くなるが、再発の可能性がかなり高く、しかもその他の辛い症状についてはあまり変わらない状態と
患部のサイズはあまり変わらないかもしれないが、その他の自覚症状は軽減し、生活の質が向上した状態
あなたは、どちらに魅力を感じますか?
西洋医学と東洋医学、どちらの考え方が正しいかという議論に意味はなく、あくまでも病気に対する捉え方が違うというだけのことですが、もしあなたが後者の「病気の患部と共存していく生き方」に魅力を感じるようでしたら、東洋医学のほうが合っているかもしれません。
病気との向き合い方を決めるのは、医師でもご家族でもなく「あなた自身」です
どんな方法で病気と向き合っていくのか?
おそらくどんな方法を選択したとしても、不安は付きまとうでしょうし、他人からの意見に流されそうになることも多いと思います。
特に、両親や家族、友人など、身近にいる方からの意見を聞く時には注意が必要です。
「あなたのためを思って言っているんだ」「心配しているんだ」という、一見、正しそうなの言葉の裏側には、あなたの意思を無視し、自分の意見を押し付けようとしている意識が働いているかもしれません・・
(とはいえ、意見を押し付けてくる本人たちに、そういった自覚はないことがほとんどですが・・)
他人はあなたの意見や考えに干渉することはできても、あなたの身体についてなんの責任も取ってくれないということを忘れてはいけません。
仮に手術をした後、結果に納得がいかず後悔するようなことになってしまったとしても、それをすすめた医師、家族や友人は何のの責任も取ってくれないのです・・
大切なのは、あなたの生き方や考え方に合う治療法を、あなた自身が責任を持って選択するということです。
あくまでも、治療を受けるのも、お金を払うのも、痛みや恐怖に耐えるのもあなた自身なんですからね。
自分の責任の元、覚悟を持って選択した治療方針であれば、少なくとも後悔は減るはずですよ。
多くの方がなんの疑いもなく手術やホルモン療法での治療を選択する中で、当整体院のクライアントさんは、自らの意思で子宮筋腫や子宮内膜症、子宮腺筋症、卵巣のう腫などの患部と共存する生き方を選んだ方々です。
おそらく不安もあったでしょうし、周囲からの反対もあったかもしれません。
しかし、それでもご自分の意思で、東洋医学的な治療で病気と向き合うことを決心したわけです。
正直、かっこいいと思います。
世の中には、周囲の意見に流されてしまう方が多いですからね・・
もしもそういった生き方が、あなたの価値観を刺激するようでしたら、是非当整体院にお越しください。お待ちしております。
〇関連記事
子宮や卵巣の病気の患部を手術で摘出したとしても、健康な身体に戻るわけではない 子宮筋腫や卵巣嚢腫の手術をする時期の決め方について 子宮や卵巣が病気になりやすい原因・みんな知らない目からウロコの仮説
コメントを残す