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8時間の睡眠が理想とする説は根拠がない!?

自分はあまり眠れていないのでないか・・と悩む方は少なくありません。

 

一般的に、理想の睡眠時間をなぜか8時間だと思っている方が多いようですが、8時間という数字には、実はなんの根拠もないそうです。

 

欧米の5歳から102歳までの3000人以上を対象に、脳波を測定して得た信頼できるデータによると、歳をとるとともに、どんどん必要な平均睡眠時間は減少していきます。

(以下の数値は、個人差もありますので、あくまでも平均的な目安と考えてください)

15歳の時には「7,74時間」と、すでに8時間睡眠は必要なく、30歳の時には、「6,85時間」
70歳を超えると「5,90時間」と、6時間を下回ります。

(参考までに。40歳6,46時間。50歳6,34時間。60歳6,20時間。80歳5,52時間)

 

8時間という睡眠時間は、働き盛りの30代から50代の年齢層からしても、明らかに長過ぎると言えます。

 

これはあくまでも平均値としてのデータですが、この平均値に、さらにややこしい「個人差」が入ってくるのですから、理想の睡眠時間というものは、相当個人差が大きい、曖昧なものだと考えた方が無難かもしれません。

 

繰り返しになりますが、8時間睡眠が理想という話は誤りだそうです。

 

そして、上記の平均睡眠時間に関しても、実際のところ、短い人は3時間前後、長い人は11時間以上と、相当個人差がありますから、あまり神経質にならないほうがいいと思います。

 

要するに、理想の睡眠時間は「それぞれ違う」ということですから、周囲の人と比較して、自分が少数派だったとしても気にする必要はないのではないでしょうか。

 

※今回の記事を書く上で以下の書籍を参考にさせていただきました。

8時間睡眠のウソ。 日本人の眠り、8つの新常識

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