夫婦の寝室を分けると睡眠の質も自己治癒力も改善する!?

普段、パートナーと同じベットで寝ている方で、疲れが取れない・・眠りが浅い・・と感じることが多い方に、ちょっとした提案です。

 

もし、あなたが現在体調を崩していたり、何かしらの病気でお悩みのようでしたら、期間限定でもいいので、思い切ってパートナーと別々の部屋で寝てみてはいかがでしょうか。

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体調を回復したり、病気の症状を効率良く改善するためには、睡眠の質を上げて自己治癒力を高めることがとても大切です。

 

隣にパートナーがいないと落ち着かないとか、いた方が安心できるという方は別ですが、正直なところ、一人で寝た方がラクという方も(本当は)少なくないはずです。

 

今の睡眠のスタイルに満足していますか?

 

私は以前から、これだけライフスタイルが多様化している世の中で、同じベットで寝たり、同じ部屋で寝ることを「当たり前」だと思っている人が意外と多いことを不思議に思っていました。

 

一緒に寝たいと思ってそうしているのであれば何も問題ないのですが、どうもそういうわけでもないようで・・

いろいろな方にお話しを聞いてみると

 

「いびきがうるさくて・・」

「歯ぎしりが・・」

「寝相が悪くて・・」

「寝る時間が違うので、相手がベットに入ってくる時に毎回起きてしまうんです・・」

 

など、さまざまな不満を抱えている方が少なくないんですね。

 

では、「なぜ無理して一緒に寝てるんですか?」とさらに詳しく聞いてみると、「なんとなく」とか「これまでずっと一緒に寝てきたから」
といった曖昧な返事が返ってくることがほとんどでした。

 

人生の3分の1の時間は睡眠に割かれること、そして、睡眠の質がそのまま仕事の質や健康状態に大きな影響を与えることを考えると、それだけ重要な睡眠のスタイルを「なんとなく」とか「これまでもそうだったから」という理由で決めてしまうのは、ちょっと問題かもしれません・・

 

もちろん、大切な人と一緒に寝るという行為は、寂しさや不安を紛らわしたり、コミュニケーションを取る時間を増やすためなど、そこには心身を回復させるという本来の目的以外のさまざまな意味が含まれているはずですから、そういった面を重視する方々にとっては、こんな話は余計なお世話かもしれません。

 

しかし、現在体調を崩していたり、辛い症状に悩んでいる方であれば、体調を回復させるためにも、症状改善の可能性を高めるためにも、改めて睡眠のスタイルを検討してみても良いのではないでしょうか。

 

「症状を早く緩和したいので」とか、「今日はとても疲れているので」といった感じで、別々に寝る理由を丁寧に説明すれば、健全な感覚を持っているパートナーであれば、頭ごなしにダメだ!と拒絶することはないはずですしね。
(パートナーが繊細で傷つきやすい方の場合、余計な不安を与えてしまう可能性もありますので、その辺りはしっかり話し合う必要はあるかと思いますが・・)

 

睡眠の質を高める方法

 

違う部屋で寝ることができればベストですが、部屋数の問題で物理的に難しかったり、相手に悪い気がして気が引けるという場合には、布団を別々にするだけでも睡眠の質はかなり改善されるはずです。
(その際、「耳栓」や「アイマスク」などを使うと、更に睡眠の質が高まります)

 

他にも例えば

 

・仕事がある平日は別々に寝て、次の日が休みでゆっくりできる前の日は一緒に寝る

・大切な仕事の前の日だけは別々に寝る

・週何日かは別々に寝る

・体調が悪い時は別々に寝る

 

など、アイデアはいろいろと考えられると思います。

 

妊娠中でつわりがひどい方は、一人で寝たほうが無難かもしれません。

 

妊娠中でつわりが酷い方は、「気分が悪いのでゆっくり一人で寝させてほしい」とパートナーに伝えてみるといいかもしれません。
気分が悪いだけでも辛いのに、妊婦さんは、飲み食いできるものが限定されたり、臭いに敏感になったりします。

 

そんな辛い時期に、パートナーが夜遅く帰ってきて起こされたり、いびきがうるさかったり、お酒臭かったりしたら、相当ストレスになるはずです。

 

イライラして何度もケンカするくらいなら、妊娠を機に思い切って別々に寝るようにしてみるのも一つの方法だと思います。

 

赤ちゃんが産まれた後、しばらくの間は新米お母さんは赤ちゃんの面倒をみるために慢性的に寝不足状態になるわけですからね。
寝れる時にたっぷり質の高い睡眠をとっておいてもいいのではないでしょうか。

 

我が家の睡眠事情

 

ちなみにうちの夫婦は、寝る時は別々の部屋です。

 

私は、昔から寝る時は比較的神経質なところがありまして、それ以外にも、寝る前に集中して瞑想や気功の訓練をしたいという想いがありました。

 

そういった理由から、別々に寝たいということを、同棲する前に丁寧に説明し快諾してもらいました。

 

ちなみに、こんな研究結果もあるそうです。

2009年、英サリー大学の睡眠コンサルタント・スタンレー博士の研究で「ベッドを共有したカップルの50%以上が睡眠障害を受けた」と報告されるなど、様々な研究で「ベッドを分けるべき」との結果になっている。

個人的にも、別々に寝たほうが明らかに睡眠の質は高まりますし、余計なストレスを感じないで済むと感じています。

 

少なくとも、体調を回復させたい方、症状改善の可能性を高めたい方、妊娠中の方などは、期間限定であってもいいので、睡眠の質を高める方法を検討してみることをおすすめします。

 

睡眠のスタイルは人それぞれでいい

 

「うちは寝室別々だよ」と友人に話した時に、驚かれたことがあります。

 

私は逆に、これだけライフスタイルが多様化している現代において、夫婦が一緒に寝ることを当たり前だと思っている人が未だにいることに驚きましたが・・

 

あるクライアントさんは、余計な詮索をされるのが面倒だから夫婦別々に寝ていることを言いづらいと話されていました。

 

極端な人だと「一緒に寝ないなんて夫婦としておかしい」とか「夫婦仲が、うまくいっていないんじゃないか」とか、いろいろと面倒くさい人たちもいるそうです。おそろしい・・

 

たしかに世の中には、そういう面倒くさい人たちもいるのでしょう。
しかし、別にそんな人たちとは付き合わなければいだけですし、仮にそういう話題になったとしても、適当にはぐらかせばいいだけです。

 

そんなことよりも重要なことは、睡眠は人生の3分の1を占め、仕事の質や健康状態に大きな影響を与えるという事実です。

 

もしあなたが、本当は一人で寝たほうがラクだと感じているのであれば、その気持ちをパートナーに話してみましょう。

 

そして、夫婦で話し合いながら、お互いにとって、より快適な睡眠のスタイルはどんなものなのかじっくり考えてみてはいかがでしょうか。

 

一緒に寝ることと夫婦の愛情は本質的に関係ない

 

うちの夫婦が寝室が別々であることに驚いた友人に、私は「一緒に寝てる夫婦のほうが仲がいいものだと思ってるの?」と聞きました。

 

答えは曖昧な感じでしたが、おそらくそれに近い先入観があったのだと思います。

 

一緒に寝るという行為は、愛情を象徴する記号として分かりやすいものなのかもしれませんが、当り前ですが、一緒に寝ていても愛情がない少ない場合もあれば、別々に寝ていても、愛情が深い場合はあります。

 

それに、夫婦が一緒に寝るくらいのことで、愛情が深まるのであれば、こんなにあちこちで離婚していないと思います・・

 

もっと大切なことは、夫婦がちゃんと話し合うことではないでしょうか。
いくら同じベットや同じ部屋で一緒に寝ていたとしても、大切なことを話し合えないとしたら、それは夫婦として問題だと思います。

 

繰り返しになりますが、睡眠は人生の3分の1を占め、仕事の質や健康状態に大きな影響を与えるものです。

 

もしあなたが、体調を回復させたい、症状改善の可能性を高めたい、妊娠中でつわりがきつい・・といった思いがあるのであれば、その本音をパートナーに話してみてはいかがでしょうか。

 

丁寧に説明すれば、おそらくパートナーも協力してくれるはずですよ。

 

さいごに、誤解がないようにお伝えしておきますが、一緒のベット、一緒の部屋で寝ていても特に問題を感じていない方は、今回の話はスルーしていただいて結構です。
(はっきりいって余計なお世話でしかりませんしね)

 

あくまでも、体調を回復させたい、症状改善の可能性を高めたい、妊娠中でつわりがきつい・・といった方々への提案でした。

 

少しでも心と身体がラクになるといいですね。