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身を滅ぼす刺激的な快楽よりも、湯船で健康的な「極楽」を体感しよう

湯船に入った時、実際に「あ~極楽」と言う人はあまりいないと思いますが、映画やドラマ、マンガやアニメなどの中で、こういう表現が使われることがあるのをご存知の方は多いと思います。

 

なぜ、こういう表現が生まれたかという歴史的背景はよく分かりませんが、私が重要だと思うのは、「あ~極楽」という表現が、大抵の人が知っている一般的なものになっているという事実です。

 

ある概念が一般化し、人々に広く認知されるためには、その概念に対して、多くの人が「なるほど、たしかにそうだよね」と、共感する部分が必要なはずです。

 

「あ~極楽」についていえば、湯船に入った時にわき上がる体感と、極楽という言葉が違和感なくリンクしたからこそ、未だにこのような表現が残っているのでしょう。

 

要するに、お風呂につかることは、最高の快楽であるということに、多くの日本人が賛同したということなのだと思います。

 

身を滅ぼす可能性がある刺激的な快楽よりも、健全な快楽を

 

人間は元来、快楽を求め続ける生き物です。

 

快楽を求め、不快を避けようとする意思が、文明を作り上げたと言っても過言ではないので、それ自体は悪いことではありません。

 

しかし、求める快楽によっては、身を滅ぼす原因となる危険なものもあります。
特に、刺激的な快楽になればなるほど注意が必要です。

 

飲酒や喫煙、食事による快楽であれば可愛いものですが、麻薬やギャンブル、異性問題など、刺激が強く、多量のドーパミンを分泌するような快楽にハマりすぎると、大抵の場合、不幸な結果が待っています。

 

快楽を求めることは悪いことではありませんが、刺激的な快楽の世界にハマり込んでしまうのは問題です・・

 

世の中はどんどん刺激的なものを求める方向に進んでいますが、それは強い副作用を持つ劇薬でもあるということを忘れてはいけないと思います。

 

その反面、入浴という行為における快楽には、悪い影響が無くとても健全で心地よい行為ですし、しかも、当整体院でおすすめしているように、やりようによっては病気を改善したり予防する効果もあります。

 

こんなに健全で、心にも身体にも快楽を与えてくれるものはあまり無いと思います。
私たち日本人が、お風呂をこよなく愛すのも当然ですね。

 

結局、日本人は本当に湯船がすきなんだと思う

 

一人暮らし用のアパートなどに、トイレとお風呂と洗面台がセットになっている3点ユニットバスというものがあります。

 


出典:http://assist-staff.doorblog.jp/archives/50862979.html

 

初めて見た時、「よっぽど日本人は湯舟が好きなんだな・・」と思いました。
(失礼な言い方になってしまいますが、だいぶ、無理やり感というか、ねじこんだ感がある気がしますし・・)

 

海外では、浴槽がない部屋も多いようですが、日本人にとってはこういう発明を生み出してでも部屋にお風呂が付いていることが重要なのでしょう。

 

世間的には湯船に入らない人が増えているのに、だからといって浴槽がどんどん淘汰されていくようなことは、そうそう起こりそうもありません。

 

需要が減っているのだから、理屈では浴槽が減っていってもいいように思うんですが、なかなかそうはならない。

 

ということは、これは理屈の問題じゃなく、もしかすると、日本人のアイデンティティの問題なのかもしれません。

 

なんていたって「極楽」って言っちゃうくらいですからね。
結局、私たちは湯船が大好きだし、ソウルフードみたいなものなのかもしれませんね。

 

震災後、ほんとにひと息つけたのは湯舟につかった時だった

 

これは、あるクライアントさんから聞いた話なんですが、その方の知り合いが東日本大震災で被害にあわれたそうです。

 

支援するために小まめに連絡を取っている中で、震災から数か月経ったある日「やっとひと息つけた」というメールがあったそうです。
理由を尋ねると「ゆっくり湯舟につかれた」という返事がきたそうです。

 

この話を聞いた時、湯舟に入ることは身体よりも、むしろ心をケアするために必要なんじゃないかと思いました。

 

湯舟に入ると理屈抜きで「ホッと」します。
そして気が緩んで、リラックスできます。

 

実際、副交感神経が優位になるので、ストレス発散の効果があることが知られています。

 

ストレスがたまると、どうしても刺激的な快楽を求めてしまいがちですが、私たち日本人には「極楽」を体感できるお風呂があります。

 

ストレスを減らしたいなら、今日から湯舟に入りましょう!

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