頭痛・偏頭痛の原因を、スマホやパソコン、ネガティブ思考と脳疲労(頭熱状態)の関係から読み解く

 

 

いわゆる「頭痛持ち」と呼ばれる慢性的な頭痛は、一般的に以下の3つのタイプに分類されると言われています。

片頭痛

最も代表的な頭痛。ズキンズキンと脈を打つような痛みが特徴的。めまいや嘔吐を伴うこともある。 前側頭部の片側に痛みがあることが多い。女性によくみられる。

緊張型頭痛

頭部を圧迫されるような、重く感じる痛みがある。症状が長く続くことがあり、肩こりを伴うことが多い。

群発頭痛

中年男性に多く見られ、片目のあたりがえぐられるような激痛がある。 頭痛の持続時間は30~60分と短く、一度発症すると1~2ヵ月ほどの間、頻発する。

頭痛と頭熱状態と脳疲労の関係

 

頭熱(ずねつ)状態とは、脳の熱をスムーズに放出することができず、慢性的に頭に熱がこもってしまっている状態のことです。

 

菊地屋では、あらゆる頭痛は、頭熱状態(脳が充血した状態)が慢性的に続くことによって、脳の血管の拡張や炎症、頭部の筋肉のこり、脳内の圧力の変化、神経系のトラブルなど、さまざまな問題が生じることが原因となっていると考えています。

 

もしもあなたが、以下の症状に心当たりがあるのであれば、頭熱状態になってしまっている可能性が高いと言えます。

 

頭に血が上っている感覚がある

頭皮が固い

頭が重く感じる

頭がぼーっとする

のぼせを感じる

なかなか寝付けない

夜中に何度も目が覚める。

眠りが浅く、ぐっすり眠った感じがしない

すぐに眠くなる・・など。

なぜ脳に熱がこもってしまうのか?

 

脳は精密機械のパソコンと同じように、熱に弱い性質があります。

 

例えばパソコンは、同時に複数のタスクを処理しようとすると、負荷がかかって熱を持ちますよね。

 

あなたもパソコンが「ブーン」という派手な音をたてるのを聞いたことがあると思いますが、あれは、熱暴走によってパソコンが壊れないように冷却ファンが作動している音です。

 

「頭に血が上る」という言葉が物語っているように、パソコンと同様、人間の脳も活動中熱をもちますので、定期的に冷やし、疲労を回復する必要があります。

 

とはいえ、私たちの身体にはパソコンのような冷却ファンが搭載されているわけではありません。

 

そのため、自律神経の働きによって「睡眠時に脳を冷やす」ことで疲労を回復するシステムが備わっているのです。

 

例えば子どもは眠くなってくると、手足が温かくなります。
これは脳の血液を末端の手足に流すことで、睡眠時に脳の熱を冷やし回復させるための準備をしているのです。

 

しかし、多くの現代人は、脳に負担をかけ過ぎるライフスタイルや、ストレスなどの影響で睡眠をコントロールしている自律神経が乱れていることが多いため、睡眠の質が低下し、脳を冷やすシステムの働きが悪くなっています。

 

すると、睡眠時に脳の熱がスムーズに放出できなくなり、疲労が取れ難くなってしまうのです。

 

「すべての疲労は脳が原因」というタイトルの本もあるように、脳の疲労が蓄積していくと、脳全体の機能低下とともに、全身のだるさや疲労感が抜けづらくなってしまいます。

 

この状態が慢性化したものを菊地屋では頭熱状態と呼んでいます。

 

脳に負担をかけ過ぎる現代人のライフスタイル

膨大な情報を処理することに追われ、疲労が蓄積する脳

 

仕事で毎日何時間もパソコンの画面を見つめ、プライベートな時間でも、スマートフォンやタブレットを使ってネット検索やSNS、動画などを楽しむ。

 

現代人にとってこれは何の変哲もない日常的な風景ですが、少し見方を変えると、私たちは毎日、目と脳を酷使しながら大量の視覚情報を処理し続ける日々を送っているともいえます。

 

世の中に存在するあらゆる情報の量は、日々増え続けていますが、一般人がこれだけ膨大な量の情報を処理するようになったのは、間違いなく人類史上初めてのことでしょう。

 

こんな興味深いデータがあります。

 

紀元0年の頃の人間が触れることができた情報量の数値を仮に「1」と設定した場合、テレビが登場した1960年にはその情報量が「16」になり、現代の情報量は、優に「100」を超えているとするデータです。

 

16⇒100以上という爆発的な変化は、明らかにスマホやタブレットなど、新たなデバイスの出現によって、いつでもどこでもインターネットに接続できるようになったこと、そして、それに伴いゲーム、マンガ、アニメ、映画、新聞、雑誌など、さまざまなメディア、エンターテイメントに接触する機会が増えたことが原因でしょう。

 

このデータがどれほど正確かはわかりませんが、少なくとも、現代人の脳にかかる情報処理の負担が爆発的に増えていることは間違いありません。

ネガティブな思考が脳に負担をかける

 

一説によると人間は、1日のうちに6万回~10万回も思考すると言われています。
しかも、そのうちのほとんどはネガティブな思考だそうです。

 

あなたも、ふとした瞬間にネガティブなことを思考してしまうクセがついていませんか?

 

その度に脳はストレスを感じるわけですが、それが毎日数万回も繰り返されるわけです。
小さなストレスだとしても、これだけ繰り返されればそのストレスによって少しずつ脳の疲労は蓄積してしまいます。

 

世の中を見渡してみても、悩みごとが少ない方よりも、いつも悩んでいる方のほうが疲れやすかったり、病気になりやすいのは明らかです。
それだけ、ネガティブな思考に振り回される日々はストレスが大きく、脳への負担が大きいということなのだと思います。

 

 

 

ということで、私たちは無意識のうちに脳を酷使しているわけですが、前述したとおり、情報処理の負荷が大きくなると脳はパソコンと同じように熱を持ちます。

 

睡眠時にその熱を排出し、脳の疲労を取ることができれば問題ありませんが、ストレスや冷えなどの影響で多くの現代人の自律神経はかなり乱れています。

 

すると、自律神経がコントロールしている、脳から熱(疲労)を放出する働きがうまく機能せず、結果的に脳全体の機能が低下してしまうのです。

 

そのため菊地屋では、頭痛の症状を根本的に緩和するためには、まずは自律神経の乱れを調整することが不可欠だと考えています。

 

なぜなら、自律神経が整えば、睡眠時に脳を冷やすシステムの働きが正常化し、その結果、頭痛の原因となる頭熱状態も緩和するからです。

 

 

頭痛を緩和するために、どんなアプローチするのか?

脳の中にある視床下部へのアプローチし、自律神経を整える

 

前述したとおり、頭痛の症状を根本的に緩和するためには、自律神経の乱れを調整することが不可欠ですが、そのためには、脳の中にある視床下部という臓器にアプローチする必要があります。

 

視床下部は、自律神経系やホルモンをコントロールする中枢であり、その他にも体温、血圧、心拍数、摂食行動や飲水行動、睡眠、子宮筋収縮、乳腺分泌、怒りや不安などの情動行動など、生きていく上で欠かすことができない沢山の機能をコントロールしています。

 

あまりにも重要な臓器のため、「生命維持の中枢」とも呼ばれている臓器です。

 

生命維持の中枢である視床下部に問題が起これば、文字通り、生命力も低下し、あらゆる病気にかかりやすくなってしまいますが、逆に考えれば、視床下部の機能を高めることができれば生命力も高められるはずです。

 

菊地屋では、頭痛の根本的な原因は、視床下部の機能低下にあると仮定し、この臓器の機能を高めるためのアプローチを行うことで、自律神経やホルモンバランスを整え、関連する症状を芋づる式に緩和していくことを狙っていきます。

ちなみに、頭痛(自律神経の乱れが原因)でお悩み方は、同時に生理痛や生理不順、子宮や卵巣の病気(ホルモンバランスの乱れが原因)を抱えていることが多いのですが、視床下部の機能を回復することで、自律神経もホルモンバランスを整うため、結果的に婦人科系の症状も緩和しやすくなります。

根本的な原因はどちらも視床下部の機能低下にあるからです。

交感神経優位の状況が続いたことで機能低下した内臓を回復させる

関連サイトから引用

自律神経は、交感神経と副交感神経の2つの異なる神経系によって支配されていますが、不安や恐怖、怒りなどのストレスを感じると、交感神経が優位になります。

 

交感神経は「闘争と逃走の神経」と呼ばれています。

 

私たちはストレス状態に陥ると、その危機的な状況を「戦って乗り越える」か、「身を守るために逃げ出す」かの判断を迫られます。

 

交感神経は、脳に血液を送り、とっさに適切な判断を下せるよう促したり、全身の筋肉に大量の血液を送り、戦うことも逃げることもできるように準備を整えます。

 

ストレスを受ける度に、戦うか逃げるかの準備をしているなんて、私たちの身体はずいぶん大げさな反応をしているように思えますよね。

 

しかし、この反応の理由は、私たちの祖先の暮らしについて考えてみると理解できます。

 

 

 

大昔、私たちの祖先が森や野原で狩猟をしていた時代には、危険な動物と遭遇してしまい、とっさに「戦うか逃げるかを判断し、行動しないと死んでしまう!」という状況が実際にあったんです。

 

そして、なんとも不可思議なのは、現代人がストレスを受けた時の身体の反応は、野原で狩りをしていた頃から、あまり変わっていないと言われていることです。

 

つまり、現代人である私たちがストレスを受けた時も、まるで目の前に危険な動物が現れたかのように、脳や全身の筋肉に血液が供給され、強制的に闘争・逃走モードに切り替わってしまうわけです。

 

アクセルとブレーキを同時に踏むことができないように、交感神経が優位になっている時、休息と消化活動の神経と呼ばれている副交感神経は活動することができなくなります。

 

つまり、睡眠(休息)の問題が起こることはもちろんのこと、胃腸を中心としたあらゆる内臓機能が低下してしまうのです。

特に消化機能が著しく低下するため、自律神経が乱れ、交感神経が優位になっている方の多くは睡眠障害とともに胃腸の問題を抱えているケースが多いです。

 

そのため、視床下部経由で自律神経を調整するのと同時に、弱った内臓機能を高めるためのアプローチも行っていきます。

独自のカウンセリングによって、クライアントさん自身がストレスをコントロールできるようにサポートする

 

頭痛の原因が自律神経(掘り下げれば視床下部の機能低下)と関係していることは明らかですが、自律神経が乱れてしまう主な理由はストレスです。

 

頭痛を改善するためには、ストレスをどうコントロールしていくかがとても重要になってきます。

 

ストレスに対する具体的なアプローチの方法は菊地屋のちょっと変わったコンセプトをご覧ください。

有効なセルフケア

 

頭痛をケアするために菊地屋でおすすめしているのは、頭寒足熱・冷えとり療法です。

 

自律神経やホルモンバランスが整うだけでなく、下半身を温めることで相対的に頭に上った血液が下がり、物理的に頭熱状態を緩和することができます。

 

簡単でお金もかからず、自宅で気軽にできるケアなので是非試してみてください。

〇関連記事

古来から伝わる健康の秘訣、頭寒足熱・冷えとり療法を全ての現代人におすすめしたい具体的な理由