脳が変化を嫌う理由・何かを始める時に面倒くさかったり不安を感じるのは正常な反応

変化を嫌う脳

 

これまで、いろんな運動や健康法、ダイエットなどを試しつつ、自分を変えようと思ってきたけれど、なかなかモチベーションを保てなかった・・
という方は少なくないと思います。

 

もしかすると、あなたのモチベーションが続かなかったのは「脳の過剰反応」のせいかもしれません。

 

脳が何に対して過剰に反応するかというと、それはあらゆる「変化」に対してです。

 

人間の脳には現状を維持しようとする性質が備わっているため、あらゆる変化を嫌う傾向があるんです。

脳は安全で傷つかない世界を求めている

 

なぜ、現状を維持しようとするのかというと、現状のままの方が「安全で安心」だと、脳が認識するためです。

 

変わるということは、未知の領域に足を踏み入れるということです。

 

変化した後が現状よりも悪い状態に陥る可能性もあるため、リスクを避けるべく、なるべく現状を維持しようとするわけです。

 

なぜ脳は変化を嫌うのか?

 

私たちの脳が変化に敏感になった原因は、一説には、私たちの祖先が、猛獣や毒のある動物などの外敵に対応するためだったのではないかとされています。

 

例えば、まったく動かないものと、動くもの、つまり、変化するものと、変化しないものでは、後者の方が襲ってくる危険性が高いということで、未然に危険を回避するためにあらゆる変化に敏感になったのでは?
という理屈のようです。

 

新しい世界に飛び込んだ当初は、誰だって苦痛を感じるもの

 

前述した通り、私たちの脳は変化を嫌います。

 

そのため、自分を変えようとすると、なんらかの拒否反応が起こることが普通です。

 

例えば、何か新しいことにチャレンジしてしばらくすると、「この方法は自分には合ってないのではないか?」「他にもっと優れた方法があるのではないか?」といった、もっともらしい理由が心に浮かんだり、場合によっては体調が悪くなったりと、さまざまな拒否反応が現れる可能性があります。

 

要するに、新しいことを始めると(変化を起こすと)私たちの脳や無意識は、あの手この手の方法で、前の状態に戻ろうとするわけですね。

 

ダイエットを始めた時や、症状を緩和するために整体に通い始めた時、セルフケアを始めた時なども、程度の差はあれ「逃げ出したい!」「面倒くさい!」といった拒否反応は誰にでもおこりうるものです。

 

ですから、そもそもチャレンジと苦痛はセットになっているものであることを、予め知識として知っておくことが大切だと思います。

 

そうすれば、実際、拒否反応が出た時も「辛いのは最初だけだから、もう少し頑張ってみよう」と踏ん張れるかもしれませんからね。

 

まずは最低でも3ヶ月くらいは努力してみると決めて、取り組んでみることをおすすめします。

 

当整体院のクライアントさんの様子を見ていると、3ヶ月という期間はライフスタイルを変えるための一つの節目だと感じます。

 

3ヶ月も続けていれば、それが自分に合っているのか、合っていないのかが大体わかってくるはずです。
どんな物事にも相性の問題はありますし、どんなに良いものでも、自分と相性が合わないものはうまく機能しません。

 

相性の良し悪しを判断するためにも、ある程度、真剣に取り組む期間は必要なので、最低3カ月程度を目安として取り組んでみることをおすすめします。

 

まとめのメッセージ

 

自分を変えたいと思い行動を起こした当初、あなたの心や身体には、何かしらの拒否反応が出る可能性が高いです。

 

しかし、その拒否反応は、現状を維持しようとする脳の過剰な反応であることを忘れないでください。

 

その時期を乗り越えしばらく継続していくと、そのうち慣れ(脳が適応した状態)が必ず訪れます。

 

そこまで継続して初めて、病気の症状が良くなったり、生き方が変わってくるといった「ご褒美」が待っています。

 

つまり、私たちが何かしらのご褒美を獲得するためには、脳が拒否反応を起こす時期を乗り越える必要があるわけですね。

 

最初のうちはなかなか大変ですが、まずは3ヶ月を目安にさまざまなものに取り組んでいきましょう。そこを乗り越えられれば、あらゆることは変化していくはずです。