子宮頸管ポリープ・子宮内膜ポリープの原因、ストレスと冷えとの関係について

子宮頸管ポリープ・子宮内膜ポリープについて

ポリープとは、粘膜が増殖してできたやわらかい突起のことです。
子宮にできるポリープは、「子宮頸管ポリープ」と「子宮内膜ポリープ」がありますが、そのほとんどは子宮頸管ポリープといわれています。

基本的に、ガンなどの悪性に変化することはほとんどなく、深刻な病気ではありませんが、場合によっては、妊娠に悪影響を及ぼす可能性があるとされています。

子宮頸管ポリープ

子宮頸管(子宮内腔から膣の間の細い管のこと)にできるポリープ。
自覚症状を感じないことも多く、性交時や激しいスポーツの後などに不正出血が見られることがあるようです。

子宮内膜ポリープ

子宮内膜(子宮体部)にできるキノコ状のポリープ。
自覚症状が無いことが多いようです。

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子宮内膜症について

現代・西洋医学での見解

子宮頸管ポリープの原因はよく分かっていないようですが、女性ホルモンの影響や、細菌による炎症が関係していると考えられています。

子宮内膜ポリープについては、女性ホルモン(エストロゲン)の影響による、子宮内膜の過剰増殖が原因となっていることが多いといわれています。

菊地屋での見解

菊地屋では、ポリープができる主な原因には、「ストレス」や「冷え」が関係していると考えています。

まずは、ストレスとポリープについて解説していきたいと思います。

私たちの身体は、呼吸、心拍数、血圧、体温など、さまざまな働きを司る「自律神経系」、ホルモンの分泌を司る「内分泌系」、外部から侵入してくる異物から自身の身体を守る「免疫系」などの働きが、バランス良く機能することで健康を維持しています。

しかし、急に大きなストレスを受けたり、日々のストレスが重なり過ぎると、この三つのシステムのバランスが壊れてしまいます。
このことが原因となり、あらゆる症状が現れてしまう訳です。

ある秩序が崩壊した時に、最初に影響が出てくるのは、基本的には、そのシステムの中で最も脆弱な部分でしょう。
女性の場合、それに当たるのが子宮や卵巣などの骨盤内にある臓器であることが多いのです。

その理由は、女性の骨盤の構造にあります。

男性と違い、女性の骨盤内には、子宮や卵巣、その他にも尿道や膀胱、直腸などがぎっしりと詰め込まれているため、構造上複雑にできており、血液が滞りやすくなります。

また、骨盤が男性よりも広くできているので、身体を支える筋肉が、運動不足で衰えたり、冷えによって過剰緊張してくると、胃や腸などの臓器が下がり、骨盤内にある子宮や卵巣、膀胱を上から圧迫してしまうことがあります。

すると、押しつぶされた臓器の血流は悪くなり、さまざまな異常が現れることになるのです。

次に、冷えとポリープの関係について解説しますが、その前にまずは、冷えについて簡単に触れておきます。

当院では、冷えとは、全身の血液の循環不良という意味で捉えています。
(冷えについての詳細は、冷えは万病の元と言われる理由をご覧ください)

血液の循環が悪くなると、細胞に栄養や酸素を供給したり、炭酸ガスや老廃物を排出することが難しくなりますから、身体にとっては大きな負担となります。
ましてや、元々、血液が滞りやすい骨盤内にある子宮や卵巣にとっては、致命的な問題となるでしょう。

ポリープはあくまで結果的な症状

ストレスや冷えが、子宮に悪影響を与えているという考え方を、より理解するために前提として知っておくべきなのは、私たちの身体は、さまざまな器官同士が複雑に関連した、相対的(他との関係において成り立っていること)なシステムだということです。

このことを踏まえると、子宮の病気だからといって、子宮だけが悪い。というような、短絡的な考え方が不自然なことに気づきます。

なぜなら、どこかの機能が低下すれば、それはその部分だけの問題ではなく、必ず身体全体に影響が伝搬するからです。
そして、状況がどんどん悪化していくと、脆弱な部分から異常が現れてくるようになります。

つまり、実際には、前述した三つのシステム(自律神経系、内分泌系、免疫系)のバランスが崩れるような、根本的な問題が先に起こっていて、そのしわ寄せとして、結果的にポリープのような症状が現れるというパターンが非常に多いのです。

ですから、「ホルモンに関連している症状だから、ホルモン剤を投与すればいい・・」というような、短絡的な対処法では、根本的な改善は難しいと言えるでしょう。
(再発の可能性も高くなるでしょう)

有効なセルフケア

身体のシステムがうまく機能しなくなり、そのしわ寄せがポリープの原因となっていると仮定すれば、症状を改善するためには、根本的な身体の立て直しが必要でしょう。

そのために、菊地屋でおすすめしているのは、冷えを改善し、ストレス解消にもなる頭寒足熱・冷えとり療法です。(手術後のケア、再発防止にも有効)

お金もかかりませんし、家で一人でできるものですから、是非、ご自分のペースで取り組んでいただきたいと思います。

施術の目的

「ポリープを無くす」というよりは、できるだけ「これ以上悪化させない(悪化のスピードを遅らす)」こと、または「ポリープによる自覚症状を改善させる」ことをメインに施術していきます。

急がば回れと言いますが、まずはこの状態を目指すことが最も現実的であり、その延長線上に、「小さくなる」というケースがあるのだと考えています。

※どうしてもポリープを無くしたい、小さくしたいという方の場合は、やはり手術を選択するのが無難だと思います。
菊地屋の施術目的は、西洋医学とは違い、ポリープと敵対するのではなく、あくまで「共存できる状態※」を作ってゆくことにあると考えております。
(※子宮筋腫や内膜症、卵巣嚢腫の患部と「共存する」という選択肢

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