子宮(下腹部)の痛みについて

子宮(下腹部)の痛みの原因はさまざまですが、一般的に関係があると考えられている症状を以下に挙げておきます。
(子宮と思っているだけで、大腸などの消化器の異常が関係している場合もあるようです)

子宮筋腫

子宮内膜症 

卵巣のう腫

菊地屋での見解

菊地屋では、子宮(下腹部)の痛みの主な原因には、「ストレス」や「冷え」が関係していると考えています。

まずは、ストレスと子宮(下腹部)の痛みについて解説していきたいと思います。

私たちの身体は、呼吸、心拍数、血圧、体温など、さまざまな働きを司る「自律神経系」、ホルモンの分泌を司る「内分泌系」、外部から侵入してくる異物から自身の身体を守る「免疫系」などの働きが、バランス良く機能することで健康を維持しています。

しかし、急に大きなストレスを受けたり、日々のストレスが重なり過ぎると、この三つのシステムのバランスが壊れてしまいます。
このことが原因となり、あらゆる症状が現れてしまう訳です。

ある秩序が崩壊した時に、最初に影響が出てくるのは、基本的にはそのシステムの中で最も脆弱な部分でしょう。
女性の場合、それに当たるのが子宮や卵巣などの骨盤内にある臓器であることが多いのです。

その理由は、女性の骨盤の構造にあります。

男性と違い女性の骨盤内には、子宮や卵巣、その他にも尿道や膀胱、直腸などがぎっしりと詰め込まれているため、構造上複雑にできており血液が滞りやすくなります。

また、骨盤が男性よりも広くできているので、身体を支える筋肉が運動不足で衰えたり、冷えによって過剰緊張してくると、胃や腸などの臓器が下がり、骨盤内にある子宮や卵巣、膀胱を上から圧迫してしまうことがあります。

すると、押しつぶされた臓器の血流は悪くなり、さまざまな異常が現れることになるのです。

次に、冷えと子宮(下腹部)の痛みの関係について解説しますが、その前にまずは冷えについて簡単に触れておきます。

当院では、冷えとは全身の血液の循環不良という意味で捉えています。
(冷えについての詳細は、冷えは万病の元をご覧ください)

血液の循環が悪くなると、細胞に栄養や酸素を供給したり、炭酸ガスや老廃物を排出することが難しくなりますから、身体にとっては大きな負担となります。
ましてや、元々、血液が滞りやすい骨盤内にある子宮や卵巣にとっては致命的な問題となるでしょう。

子宮(下腹部)の痛みはあくまで結果的な症状

ストレスや冷えが、子宮や卵巣に悪影響を与えているという考え方を、より理解するために前提として知っておくべきなのは、私たちの身体はさまざまな器官同士が複雑に関連した、相対的(他との関係において成り立っていること)なシステムだということです。

このことを踏まえると、卵巣の病気だからといって卵巣だけが悪い。
というような、短絡的な考え方が不自然なことに気づきます。

なぜなら、どこかの機能が低下すれば、それはその部分だけの問題ではなく、必ず身体全体に影響が伝搬するからです。
そして、状況がどんどん悪化していくと、脆弱な部分から異常が現れてくるようになります。

つまり、実際には、前述した三つのシステム(自律神経系、内分泌系、免疫系)のバランスが崩れるような、根本的な問題が先に起こっていて、そのしわ寄せとして、結果的に子宮(下腹部)の痛みのような症状が現れるというパターンが非常に多いのです。

ですから、「ホルモンに関連している症状だから、ホルモン剤を投与すればいい・・」というような、短絡的な対処法では、根本的な改善は難しいと言えるでしょう。
(再発の可能性も高くなるでしょう)

有効なセルフケア

身体のシステムがうまく機能しなくなり、そのしわ寄せが子宮(下腹部)の痛みの原因となっていると仮定すれば、症状を改善するためには、根本的な身体の立て直しが必要です。

そのために、当院でおすすめしているのは、冷えを改善し、ストレス解消にもなる頭寒足熱・冷えとり療法です。

このセルフケアは、お金もかかりませんし、家で一人でできるものですから、是非、ご自分のペースで取り組んでいただきたいと思います。

image334421

ブログ

  1. 「読書のススメ」患者さんには、遠慮なくどんどん本を借りて欲し…
  2. 当院の患者さんへ。本の貸し出しについてのルール
  3. 子授け子育ての祈願が盛んな子之神社でお参り
  4. 当院のセルフケア指導は、あえて、ゆるめにしています
  5. 依存する患者と支配欲が強い治療家は、共依存関係であることが多…
  1. 患者さん向けのコンテンツ

    依存する患者と支配欲が強い治療家は、共依存関係であることが多い
  2. 患者さん向けのコンテンツ

    【沖縄旅行】きれいな海、心地よい波の音、美ら海水族館の映像&護国神社で厄落とし
  3. 患者さん向けのコンテンツ

    当院の患者さんへ。言語化が難しい感覚、モヤモヤした気持ちがあればお気軽に相談して…
  4. 患者さん向けのコンテンツ

    当院の患者さんへ。本の貸し出しについてのルール
  5. 患者さん向けのコンテンツ

    治療家という仕事をしていて、素直にうれしいと思う時。
PAGE TOP