首コリ・肩コリについて

首コリ・肩コリについて

現代・西洋医学での見解

主な原因として、首の筋肉疲労、首周辺の「骨・関節」の異常、筋力の不足(運動不足)、老化などが挙げられるようです。

菊地屋での見解

菊地屋では、首コリ・肩コリの根本的な原因には、「ストレス」や「冷え」が関係していると考えています。

まずは、ストレスと首コリ・肩コリの関係について解説していきたいと思います。

私たちの身体は、呼吸、心拍数、血圧、体温など、さまざまな働きを司る「自律神経系」、ホルモンの分泌を司る「内分泌系」、外部から侵入してくる異物から自身の身体を守る「免疫系」などの働きが、バランス良く機能することで健康を維持しています。

しかし、急に大きなストレスを受けたり、日々のストレスが重なり過ぎると、この三つのシステムのバランスが壊れてしまいます。
このことが原因となり、あらゆる症状が現れてしまう訳です。

ある秩序が崩壊した時に、影響が出やすい場所は、基本的には、そのシステムの中で「脆弱な部分」でしょう。

女性の場合、その部分が、物理的に血液が滞りやすい骨盤内であることが多く、したがって婦人病としての症状が現れる方が多いのですが、症状が首周辺に出る方も少なくありません。
(人によって、どの部分が弱点かどうかという問題は、個人差が非常に大きいと感じます)

つまり、他の部分よりも首に弱点を抱えている女性が多いということなのですが、その理由として。

男性よりも女性の方が、首の筋力が少ないため。
日ごろの姿勢が悪いため。
デスクワークなどにより、長時間、同じ姿勢になるため。
などが考えられます。

次に、冷えと首コリ・肩コリの関係についてです。

菊地屋では、冷えとは、全身の血液の循環不良という意味で捉えています。
(冷えについての詳細は冷えは万病の元をご覧ください)

血液の循環が悪くなると、細胞に栄養や酸素を供給したり、炭酸ガスや老廃物を排出することが難しくなりますから、身体全体にとって大きな負担となります。

また、首周辺の筋肉にスポットを当ててみると、全身の血液の循環が悪化することで、筋肉に酸素が行き渡らなくなり、乳酸などの老廃物が溜まってしまいます。
その結果、首コリ・肩コリなどの症状に繋がってしまうのです。

首コリ・肩コリはあくまで結果的な症状

ストレスや冷えが、首コリ・肩コリなどの症状に繋がっているという考え方を、より理解するために前提として知っておくべきなのは、私たちの身体は、さまざまな器官同士が複雑に関連した、相対的(他との関係において成り立っていること)なシステムだということです。

このことを踏まえると、首の筋肉の問題だからといって、その部分だけが悪い。というような、短絡的な考え方が不自然なことに気づきます。

なぜなら、どこかの機能が低下すれば、それはその部分だけの問題ではなく、必ず身体全体に影響が伝搬するからです。
そして、状況がどんどん悪化していくと、脆弱な部分(前述したように個人差がある)から異常が現れてくるようになります。

つまり、実際には、前述した三つのシステム(自律神経系、内分泌系、免疫系)のバランスが、「ストレス」や「冷え」によって崩れるような、根本的な問題が先に起こっていて、そのしわ寄せとして、結果的に首コリ・肩コリのような症状が現れるというパターンが非常に多いのです。

したがって、「首の筋肉の症状だから、首をマッサージすればいい・・」というような対処法では、根本的な改善は難しいと言えるでしょう。
(すぐに再発してしまうでしょう)

有効なセルフケア

身体のシステムのバランスが崩れ、そのしわ寄せが首コリ・肩コリの原因となっていると仮定すれば、症状を改善するためには、根本的な身体の立て直しが必要でしょう。

そのために、菊地屋でおすすめしているのは、冷えを改善し、ストレス解消にもなる頭寒足熱・冷えとり療法です。
このセルフケアは、お金もかかりませんし、家で一人でできるものですから、是非、ご自分のペースで取り組んでいただきたいと思います。

ブログ

  1. 好転反応(毒出し)はなぜ起こるのか?
  2. 当院のセルフケア指導は、あえて、ゆるめにしています
  3. 当院の患者さんへ。言語化が難しい感覚、モヤモヤした気持ちがあ…
  4. 当院の患者さんへ。本の貸し出しについてのルール
  5. 「読書のススメ」患者さんには、遠慮なくどんどん本を借りて欲し…
  1. 患者さん向けのコンテンツ

    治療家という仕事をしていて、素直にうれしいと思う時。
  2. 患者さん向けのコンテンツ

    私が考える、治療家にとって最も大切な仕事とは
  3. 患者さん向けのコンテンツ

    好転反応(毒出し)はなぜ起こるのか?
  4. 患者さん向けのコンテンツ

    当院の患者さんへ。言語化が難しい感覚、モヤモヤした気持ちがあればお気軽に相談して…
  5. 患者さん向けのコンテンツ

    依存する患者と支配欲が強い治療家は、共依存関係であることが多い
PAGE TOP