関節リウマチについて

関節リウマチとは、自己免疫疾患の一つです。

自己免疫疾患とは、本来、身体に入り込んだ異物に対して起こるべき免疫反応が、正常な自己の細胞を異物とみなし、免疫反応を起こしてしまう病気です。

自己免疫疾患には、さまざまな種類の病気がありますが、そのうち関節の中の滑膜をターゲットにした自己免疫疾患が関節リウマチです。

あちこちの関節に炎症が起こり、関節が腫れて痛む病気です。また、微熱やだるさ、食欲不振など、全身の症状に悩まされることもあります。進行すると関節の変形や機能障害が起こります。
30歳代から50歳代の女性に多く見られる病気です。

現代・西洋医学での見解

はっきりとした原因は不明ですが、遺伝的因子と環境的因子が絡んでいると言われています。

菊地屋での見解

菊地屋では、関節リウマチの主な原因には、「ストレス」や「冷え」が関係していると考えています。

まずは、ストレスと関節リウマチの関係について解説していきたいと思います。

私たちの身体は、呼吸、心拍数、血圧、体温など、さまざまな働きを司る「自律神経系」、ホルモンの分泌を司る「内分泌系」、外部から侵入してくる異物から自身の身体を守る「免疫系」などの働きが、バランス良く機能することで健康を維持しています。

しかし、急に大きなストレスを受けたり、日々のストレスが重なり過ぎると、この三つのシステムのバランスが壊れてしまいます。
このことが原因となり、通常なら起こらない、自分の細胞を攻撃してしまうようなシステムエラーが現れてしまうのではないかと考えられます。

次に、冷えと関節リウマチの関係についてです。

菊地屋では、冷えとは、全身の血液の循環不良という意味で捉えています。(冷えについての詳細は、「冷えは万病の元」をご覧ください)

血液の循環が悪くなると、細胞に栄養や酸素を供給したり、炭酸ガスや老廃物を排出することが難しくなりますから、身体にとっては大きな負担となります。
この状態も、心身のシステムのバランスを壊す原因となります。

関節リウマチはあくまで結果的な症状

ストレスや冷えが、関節リウマチの原因となるという考え方を、より理解するために前提として知っておくべきことは、私たちの身体は、さまざまな器官同士が複雑に関連した、相対的(他との関係において成り立っていること)なシステムだということです。

このことを踏まえると、ある部位に症状が出たからといって、その部位だけが悪い。というような、短絡的な考え方が不自然なことに気づきます。

なぜなら、どこかの機能が低下すれば、それはその部分だけの問題ではなく、必ず身体全体に影響が伝搬するからです。
そして、状況がどんどん悪化していくと、なんらかの異常(症状)が現れてくるようになります。

つまり、実際には、前述した三つのシステム(自律神経系、内分泌系、免疫系)のバランスが、「ストレス」や「冷え」によって崩れるような、根本的な問題が先に起こっていて、そのしわ寄せとして、結果的に関節リウマチのようなシステムエラー(症状)が現れるというパターンが非常に多いのです。

したがって、「炎症を起こしているなら、抗炎症剤を投与すればいい・・」というような対処法では、根本的な改善は難しいと言えるでしょう。

有効なセルフケア

身体のシステムがうまく機能しなくなり、そのしわ寄せが関節リウマチの原因となっていると仮定すれば、症状を改善するためには、根本的な身体の立て直しが必要でしょう。

そのために、菊地屋でおすすめしているのは、冷えを改善し、ストレス解消にもなる「頭寒足熱・冷えとり療法」です。
また、あらゆる病気の原因として、食生活の欧米化が関係しているという説もありますので、和食中心に切り替えるなど、意識して生活を変えていくことをおすすめします。

これらのセルフケアは、お金もかかりませんし、家で一人でできるものですから、是非、ご自分のペースで取り組んでいただきたいと思います。

施術の目的

「これ以上症状を悪化させない」こと、または「自覚症状を改善させる」ことをメインに施術していきます。

※基本的に、完全に変形してしまった関節が元に戻ることは難しいと考えています。

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